メールマガジン Top Eye Vol.472
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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.472
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◆ 今号の目次 ◆
【1】「起業率の高さ」所長 福島 康晴
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【1】「起業率の高さ」所長 福島 康晴
今年の初めに年頭のご挨拶で、
世界レベルで好景気ですと書かせていただきました。
5ヶ月経過してどうでしょうか。
世界中で株価は1月まで上昇しましたが、
その後北朝鮮がミサイルを打ち始めたことで世界中の株価が下がりました。
トランプ大統領のアメリカ優先の経済政策で世界の経済が振り回されています。
また、マレーシアでは国として粉飾決算していたことが発覚しました。
ユーロ圏では、イタリアは政権が変わったことでEUでの立場が微妙になり、
スペインも政治家の汚職が発覚し、両国とも金利が上昇しています。
アメリカの景気が好調がゆえにFRBは金利を上げました。
すると世界のお金、特に新興国から資金がアメリカに流れ出し、
新興国は自国の通貨安を防ぐために金利を上げ始めました。
例えばアルゼンチンの金利はなんと年利40%にしました。
そんなこんなで世界経済の2019年予想は下り坂のようです。
といっても不景気と言うほどではないようですが、
とにかく経済動向の変化が速いです。
そんな中、アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックといった
IT関連企業は国境を超え、事業展開している国の状況など関係なく、
どんどん巨大化しています。
巨額の利益による豊富な資金を基に、多くの企業買収によって開発を進めている
グーグルの自動運転開発に例を取るまでもなく、
他の3社も盛んに異業種に参入しています。
どこまで大きくなるのでしょうか。
振り返って、日本の状況はどうでしょうか。
IT関連ではメルカリが株式上場しますが、
海外のIT関連企業と比較をするとどうしても小粒です。
それに、そもそも起業する件数が違います。
起業しても直ぐにほとんどが廃業する中国は別としても、
起業率はアメリカが9%に対して日本は4%です。
なんとフランスは15%、イギリスは11%、ドイツ8%で、
経済成長が日本同様決して高くないヨーロッパでの起業率の高さにびっくりです。
今のところIT関連事業では後れを取ってしまった日本ですが、
まだまだITでもどんなサービス事業が出てくるのか未知数です。
良い例がブロックチェーン技術ではないでしょうか。
書店に行くと(未だに私は紙媒体を利用しています)、新しく開発されるであろう
近未来の技術や、それらを利用した用途に関する本が並んでいます。
多くはAI技術の進歩により可能になるものです。
電気製品は話しかけるだけで操作できるスマート家電。
医療はAIによる病気診断、人の手より精密に動く手術ロボット。
AIとロボットの融合によってどんな製品が生み出されるのか。
こうした技術のどのくらいのシェアを日本が先行開発することが出来るでしょうか。
それは起業率の高さと比例すると思います。
東京オリンピックが終わった後、不況になるかどうかにも影響することでしょう。
福島会計事務所
所長 福島 康晴
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■■ 編集後記
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今日は快晴ですね!
33℃にもなるようです。
お出かけの際は体調管理にお気を付けください。
(私は本日内勤です!)
さて、W杯で寝不足の方も多いのではないでしょうか。
苦戦が予想された日本ですが、初戦コロンビア戦に勝ち、
昨日もセネガルに引き分けでした!
決勝トーナメント進出に期待したいですね!
グループリーグ最終戦は28日の木曜日23時です。
応援しましょう!
本橋
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