アフガニスタン情勢
菅総理が次の自民党総裁選に出馬しないという結構な衝撃的報道がありました。
日本の政局について姦しい中でも私の関心は、アフガニスタンの情勢です。
日本政府がアフガニスタン国外に退避させることができなかった、約500人のアフガニスタン人のことです。
彼らの命が掛かっているのです。
日本の威信が掛かっているのです、国際的に恥ずかしいことです。
他の話題にかき消されてしまいがちですが、私にとっては国内政治以上に気にかかっていることです。
500人の退避失敗の理由が、政府の新型コロナ対策の失敗に似ています。
「初動の遅れ」退避の失敗についてこの事は政府も認めています。
新型コロナ対策も、海外からの入国の際の対策や、ワクチン購入が遅れました。
「甘く見ていた」カブールがタリバンに陥落されることはないと、アフガニスタンの日本大使館は考えていたのです。
新型コロナ対策も、go toキャンペーンを始めてしまったり、甘く見ていたとしか思えません。
これらのことで、亡くならなくてよい人が亡くなった。
アフガニスタンでも同じことが起きようとしています。
私はアフガニスタンの情勢に関心を持ち続けます。
福島 康晴
2021-09-06 月 | Category : 所長のブログ