岸田政権の政策
安部元総理が殺害されるという衝撃的事件があったため、順番が1週間ずれました。
先々週の日経新聞の記事の中で気になったのが、
「リスキリング」というワードでした、「学び直し」という意味です。
自動車の電動化により、自動車関連人材の大量失業を見越して、
ドイツの「ボッシュ」は40万人の全社員のリスキリングのために2026年までに、
2,830億円を投じるそうです。
車の電動化、自動運転化による車の優劣はソフトウェアの向上が不可欠、
ということでボッシュの全社員がソフトウェアに精通するデジタル集団を目指す。
欧州諸国では、新型コロナウィルス後の経済回復をにらんで、リスキリングが活況だそうです。
国別の教育投資が充実している国のグラフの記載がありました。
フィンランドが1位で、その他の北欧諸国が上位集団です。
これは過去10年間の労働生産性の伸び率トップ集団です。
教育による効果は、結果を裏切らない。
残念ながら、日本はこの教育投資において下位です、労働生産性向上の足を引っ張ってます。
日本が「先進国」というグループから転げ落ちる寸前だと言われています。
岸田政権はどうした政策でこの問題を食い止めることができるでしょうか?
福島 康晴
2022-07-19 火 | Category : 所長のブログ