日本の経済危機
ついにギリシャが債務不履行に陥りました。
国民投票によってはIMFやユーロ圏の支援協力が継続されますが、もし支援が得られない場合はどうなるか、というシュミレーションがいろいろと掲げられています。
外からの支援条件は国民にとって辛い状況を招いています。
例えば韓国は支援を仰ぎ、景気は回復しましたが、貧富の差は開いています。
拒否したら一時的にはもっと悲惨な状況に陥りそうです。
しかし、ユーロから外れ、ギリシャの独自通貨になって貨幣価値が下がれば、いずれ競争力が増して回復するでしょう。
こちらはロシアのパターンです。
国民はどちらを選択するでしょうか?
日本も対岸の火事では済まされません。
負債の規模は日本のほうが断然多いのですから。
にも拘らず、新しい国立競技場に多額の税金を注ぎ込もうとしています。
本当にこれで良いのでしょうか。
福島 康晴
2015-07-06 月 | Category : 所長のブログ