日本国民性の利点
いよいよ11月に入りました。
激戦が予想されるアメリカ合衆国の大統領選挙投票が、現地時間の3日に行われますね。
今回は郵便投票により専門家の解説では、簡単には決まらないと言われています。
アメリカは新型コロナで世界一感染者、死亡者いずれも多い国で、
最近の1日当たり感染者数も増加しています。
感染対策に対する考え方も選挙に影響しそうです。
しかし、候補者が両者共に高齢な点が気になります。
アメリカは日本と違い、若くても大統領になれる国、と思っていたのに。
ヨーロッパでも新型コロナの感染が急速に再拡大し、
多くの国で再びロックダウンを行い始めました。
その結果、当然ですが経済も再びマイナス成長になっていきます。
私は日本で、東京がGoToトラベルに加わった2週間後には感染者が増えるだろうと予想していましたが、
幸い予想が外れて急速には増加しませんでした(もちろん微増していますが)。
欧米との違いについて、明確な答えはまだはっきりしないようですが、
少なくとも日本人の方が、行動が慎重であり、対策に気を配っているようです。
懸念された週末のハロウィンでも、表立って大騒ぎする姿は見られませんでした。
日本人は諸外国人に比べて、周りの目を気にする、自己主張がない、
等々マイナス面で捉えられますが、地震、水害、
こうしたパンデミックの時はその国民性が利点となっています。
福島 康晴
2020-11-02 月 | Category : 所長のブログ