日本経済の懸念材料
5月は大企業の決算報告が、円安効果もあり好業績で続いています。
来期予想も消費税率が上がりましたが、あまり影響が無いとみられています。
むしろ労働者が不足している事の方が懸念されています。
特に飲食業界は人手不足のために店を閉めるところが出ているほどです。
建築業界も人が足りていない業種です。
そのため賃金単価が上昇しています。
日本経済の懸念材料は人手不足だけではありません。
ソニーはまだ赤字から脱却できていませんし、電機業界の苦戦は続いていますし、
任天堂は3期連続の赤字というように、最近まで日本の稼ぎ頭だった業界の競争力は弱いままです。
さらに、国債発行残高は1000兆円を超え、近い将来の爆弾が風船のように膨らんでいます。
この風船は厚い素材で作られているのか、あるいは誰かが針を突き刺すのでしょうか。
福島 康晴
2014-05-12 月 | Category : 所長のブログ