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緊急事態宣言3度目の発令

緊急事態宣言の3度目の発令となりましたが、
昨日の人流減少は感染拡大を劇的に減らし、
緊急事態宣言を5月11日に解除する目標のためには全く不足です。

自粛疲れによる影響もあるでしょうが、休業要請対象が曖昧で分かりづらく、
国民の外出自粛判断も昨年4月の時とは全く違います。

新型コロナウィルスに対して即効薬が無い事が分かり、
感染対策が必要となってから1年以上が経過して、
日本の対策を振り返ってみると兎に角、私の印象は「中途半端」です。

諸外国と比較することが出来るのでそれは明らかです。

台湾のPCR検査体制とAI、ITの活用、オーストラリアの出入国の水際対策と早期の
ロックダウン、イスラエルの早期ワクチン対策。

変異型の感染拡大は正しく水際対策の失敗であり、
それまでの経験が生かされていない事の証です。

管首相の謝罪は、これらの事を認めているという事です。

最早、新型コロナウィルス感染による死亡は、
天災だけではなく人災も含まれるという事です。

福島 康晴

2021-04-26 月 | Category : 所長のブログ