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4年に1度

新型コロナウィルスの影響が、東京オリンピックにも及ぶのではないかと懸念されています。

でも日本にとってもう一つの心配はメダル候補者の病気、けがです。

水泳の池江選手の白血病に続いて、バドミントンの桃田選手が事故にあい、更に骨折が判明しました。

女子体操の寺本選手もアキレス腱断裂と負傷者が続いてしまいました。

‘参加することに意義がある’は、近代オリンピックの父クーベルタン男爵の言葉ですが、

やはりメダルの獲得は国民にとってオリンピックの高揚感を与えてくれます。

そして今や、スポーツはお金を生みます。

日本の競技者は決してお金のために頑張っているのではないと思いますが、

プロアマの垣根がなくなったオリンピックでメダル、特に金メダルを取るとお金を生みます。

折角才能を与えられ、努力をして世界一のレベルになったのにとても残念です。

4年に1度のオリンピックは競技者の年齢的なピークとずれる場合があり、そう考えると運、不運があります。

人間には誰にでも大きさは違えども、運不運は付き物だと思います。

そこにどう向き合えるかでその人の人間性を確かめられているのでしょうか。

福島 康晴

2020-02-10 月 | Category : 所長のブログ