3つの問題
9月に入りました、暑さもひと段落するでしょうか。
ウクライナ戦争、旧統一教会問題、新型コロナウィルスと、
3つとも中だるみのような状態で推移しています。
情報が少ない中で、ウクライナ戦争はウクライナがアメリカ、イギリス、EUからの武器供与があり、
自国陣地を少しずつ奪還しつつあるようです。
しかし、戦争はいつどうゆう形で収束するのかは全く予想できません。
旧統一教会問題は、関係する政治家が多数いる中で、
自民党は関係を断ち切らなければ離党を求める方針です。
協会員の2世たちの被害状況も報告が多くなってきており、彼らをどう救済するのか。
政治家は旧統一教会問題をどう解決していくのか、
引き続きなし崩しにならないよう見ていきたいです。
新型コロナ感染者数が減少してきました。
一切行動制限をしない中で減少の理由は分かりませんが、
このまま減少が続き、風邪と同じような取扱いになりマスク制限がなくなるのか、
また新たな株が出現し第8波が発生するのか。
私は引き続きこの3つの問題に関心を持ち続けたいと思います。
福島 康晴
メタバース
近頃「メタバース」という言葉を聞く機会が多くありませんか?
VR「バーチャルリアリティー(VR)」とどう違うのかよく分かりません。
本に書かれている内容は、「メタバース」を利用することによって、
人は基本的に生存するための活動、食べる、寝る、排泄する、病気に対応するなど限られたことしかしません。
後の事は「バーチャルリアリティー」の中で自分の「アバター」で行動しそれを見いるだけ。
という事で「メタバース」は正しいのでしょうか。
今現在VRは専用のゴーグルのようなもので3Dの世界を見ていますが、
いずれコンタクトレンズのようなものになっていくようです。
良いなと思った点は、インターネットも世界中の情報を集めたり見る事が出来ますが、
「メタバース」を利用すれば、その情報を持った人と会い、会話する事が出来ます(VRの中で)。
高度の知能を持った人達が、高度な実験をする、実験に失敗しても何の被害も出ずにまた実験ができる。
学ぶことがいつでも誰でもただでできる、中にはお金を請求する人もいるかもしれませんが。
もう一つは、自分の価値観に会った人たちとだけの社会の中で生きていけるので、
ストレスフルな現実社会とおさらばできる、というのがありました。
どれくらい早く「メタバース」は構築されていくのでしょうか。
先行しているのはアメリカ、例の5社です。
今を生きている私は、「メタバース」の中で生きていきたくはありません。
福島 康晴
8月も後半
お盆期間を過ぎ、電車の乗員も少し増えましたが、まだ学生がいない分空いています。
しかし、そんな夏休みももうすぐ終わります。
いよいよ8月も後半になってくると毎年思うことは、「日が短くなってきた」と思うことです。
全くそんな個人的な話ですみません。
だんだん昼の時間が短くなる、暗くなるのが早くなるのが好きではありません。
それは子供の頃からです、昔の子供たちは外遊びばかりで、暗くなると帰る、
その帰る時間が早くなっていることに気が付きます。
日の出も遅くなってきていて、早く目が覚めてもまだ暗いです。
ちなみに今日は4時半に目が覚めましたが、6月なら明るくなってきています。
昔の子供たちの、夏の今頃ははみんな日焼けして真っ黒でした。
数人で体を使っての遊びばかり。
しかし、今はコンピューターを使っての室内遊びが主流です。
仮想空間の中で無限に近い発想の遊びが作られます。
もし私の子供の頃にそうしたゲームがあったら、熱中するのは今の遊びでしょうね。
福島 康晴
終戦記念日
大谷翔平選手が104年振りとなる二桁勝利二桁ホームランを成し遂げましたね。
記録達成はもちろん時間の問題でしたが、皆さんこの歴史的な選手、
大谷選手と同じ時代に生きていることに喜びを感じておられると思います。
その思いは日本人だけでなく、アメリカのMLBファンも同じ思いであることもうれしいです。
しかし今、ウクライナ戦争という悲しい歴史的出来事の最中でもあります。
今日は終戦記念日だったので、例年通り戦争に関する報道がありました。
私が見たのは太平洋戦争とウクライナ戦争におけるフェイクニュースについてでした。
戦争は多くの人の命を奪い、死なないまでも多くの人の人生を犠牲にしてきた。
その事を過去の歴史から皆が知りながらも無くならない。
先日の台湾の周りでの中国とアメリカ台湾双方の軍事演習は、いつか現実に起きうることではないか?
という予感を抱かせます。
人類は新しい技術を次々と生み出し、生活を豊かにしてきたけれど、
戦争をなくす技術は作れないのか?
是非作り出してもらいたいです。
福島 康晴
お盆シーズン
今週のブログは「ウクライナ戦争」も「旧統一教会」もお休みです。
今週はお盆シーズンです。
毎年日本のお盆はイコール、世界唯一の被爆国であることと、敗戦の記憶です。
最早、経験者はほんのわずかであり、
忘れてはならないこの記憶をどう劣化することなく受け継いでいくのか?
大きな課題ですね。
今年のお盆シーズンは新型コロナの感染が過去最大にもかかわらず、
多くのイベントが有観客で再開されるようです。
実は我が家も「海水浴」を再開しました。
コロナ対策前の夏休みは生まれ故郷久留米市の「筑後川花火大会」を何と数十年、
4,50年(記憶にないくらい前)振りに見に行った件を書いていた矢先に、
今年はその花火大会で事故が起きたそうで、お騒がせしてすみません。
以前はお盆には盆踊りが欠かせませんでしたが、
盆踊りをする町内会が減ったり、音がうるさいとの近隣の反対もあり、
ヘッドホンを付けて踊ったりと、盆踊りのやり方も変化しています。
それでもこの時期を故郷の親兄弟親戚に会うために、大移動する光景は変わりませんね。
今年の高速道路渋滞距離は何キロになるでしょうか。
福島 康晴
報道機関の役割
新型コロナウィルス感染急拡大に伴い、報道もその時間が増えました。
時間には限りがありますので、その分他の報道がおのずと減ります。
ウクライナ戦争はもう5ヶ月を超え戦況も膠着状態にあるため、関心が薄くなっています。
「旧統一教会」と政治家との関係報道もコロナのあおりで少ないと思います。
自民党議員の中には、その関係について開き直りのような答弁をする人もいます。
自民党総務会長が「何が問題か分からない」と答弁する有様です。
さらに、当時の文科省大臣下村氏は部下のせいにしている。
部下が行ったことの責任は全て最高責任者が負うことが組織の常識ではありませんか。
あまりにも幼稚な回答に怒りを覚えます。
「旧統一教会」の活動で、金銭的、精神的被害を受けている人が現在もいるのですから、
引き続き報道関係者には政治家、元信者等々関係者への取材と報道を続けてもらいたいと思います。
「旧統一教会」が霊感商法で事件が公になったときは、各局報道陣も競って報道していました。
しかし、その後も「旧統一教会」は存在し、
減ったとはいえ被害者はいたのに報道は一切されなくなっての、安部元首相殺人事件です。
取材、報道を続けなかったことに謝罪をしたジャーナリストもいました。
報道機関の役割は社会にとって、本当に大切です。
福島 康晴
民主主義国家
安部元総理が山上容疑者に殺害された事件で、山上容疑者は「政治的信条からではない」
と証言していても、多くの政治家の「民主主義が…」発言に違和感を感じていました。
「日本国憲法」は、あらゆる自由を保障していますが、濫用してはならない、とあります。
だから山上容疑者は、人を殺害するという「民主主義」に反したことをした、
という意味では確かにそうです。
事件当初報道で「ある宗教団体」と言っていました。
皆さん「どこ?何という宗教団体?」と思いましたよね。
「旧統一教会」と聞いて、「まだあったんだ」と思いました。
「旧統一教会」の「霊感商法」は社会問題になりましたが、まだ続いていたのですね。
その後、山上容疑者の証言がいろいろと出てくるとともに、
政治家と「旧統一教会」との関りが多く取り上げられました。
「霊感商法」が何かの法律違反に該当するのか?私は専門家ではないので分かりません。
しかし、このような商行為は人として行ってはいけないことは普通の人は分かると思います。
「民主主義国家」では行ってはいけない商法です。
さらに「旧統一教会」に関わって、洗脳され心に傷を負っている人たちが沢山いらっしゃいます。
多くの政治家が「民主主義国家」ではやってはいけない商行為や、
人の心を傷つける事を行っている「旧統一教会」と繋がっていることが、
日本の「民主主義」を守る上で、とんでもなく大きな問題です。
私はこうした多くの政治家の存在に開いた口がふさがりません。
これから、政治家、国民、全員の力で、この問題を検証し原因を追究し、
解決していかなければならないと思います。
福島 康晴
岸田政権の政策
安部元総理が殺害されるという衝撃的事件があったため、順番が1週間ずれました。
先々週の日経新聞の記事の中で気になったのが、
「リスキリング」というワードでした、「学び直し」という意味です。
自動車の電動化により、自動車関連人材の大量失業を見越して、
ドイツの「ボッシュ」は40万人の全社員のリスキリングのために2026年までに、
2,830億円を投じるそうです。
車の電動化、自動運転化による車の優劣はソフトウェアの向上が不可欠、
ということでボッシュの全社員がソフトウェアに精通するデジタル集団を目指す。
欧州諸国では、新型コロナウィルス後の経済回復をにらんで、リスキリングが活況だそうです。
国別の教育投資が充実している国のグラフの記載がありました。
フィンランドが1位で、その他の北欧諸国が上位集団です。
これは過去10年間の労働生産性の伸び率トップ集団です。
教育による効果は、結果を裏切らない。
残念ながら、日本はこの教育投資において下位です、労働生産性向上の足を引っ張ってます。
日本が「先進国」というグループから転げ落ちる寸前だと言われています。
岸田政権はどうした政策でこの問題を食い止めることができるでしょうか?
福島 康晴
失われた30年
新型コロナウィルスによる世界的パンデミックと、
ウクライナ戦争の二つの環境下での世界経済が日本経済に与えた影響によって、
ようやく日本の経済がほとんど成長しなかった「失われた30年」
(10年前は失われた20年と言われ、これからさらに日本が経済成長しなければ失われた年数が伸び続けます)
問題が浮上してきたように思います。
気づかされた要因は、円安による物価の上昇です、なぜ円安か?
が取り上げられるようになってきました。
過去30年間日本人は「井の中の蛙」であり「茹で蛙」状態でした。
繰り返しになりますが、「ジャパンアズナンバーワン」から30年間で、
世界の中での経済力は24位まで下がっていたことを感じていなかったことが「茹で蛙」状態です。
国債発行という借金生活を続けてきた結果、
国民は日本の経済力が低下し、どんどん貧乏になっていたことに気が付かなかったのです。
今回の参議院議員選挙報道で少しはこの問題を取上げた時間もありました。
選挙運動期間中に安部元首相が殺されるという、驚くべき事件が起きてしまいました。
残念ながら安倍政権下で日本は経済成長していませんでした。
安倍政権下のアベノミクス効果は、国民の給与水準は上がらず、
株価が上がり金持ちがさらに金持ちになっただけ、という印象です。
現岸田政権下の「資産所得倍増計画」も、ますます金持ちが金持ちになる政策に聞こえます。
福島 康晴
自宅隔離期間
発熱確認から10日の自宅隔離期間を7月1日に終えました。
自宅隔離は家族に移す危険性もありましたが、同居の家族は幸い感染しませんでした。
軽症の人のホテル療養は暇すぎて辛いものがあるそうです。
症状はインフルエンザより軽いのに、隔離期間10日は長いなと思います。
そんなこんなしているうちに6月、年の半分が終わってしまいました。
今週末には参議院議員選挙があります。
参議院議員の存在意義に疑問を持っているので、個人的にまったく盛り上がりに欠けています。
「国民一人当たりGDP」が世界一、「ジャパンアズナンバーワン」と言われてしまった直後から、
坂を転げ落ちるように、今の日本の「国民一人当たりGDP」は24位です。
戦後の復興から、「所得倍増計画」を成し遂げたのは、政治主導の成果でした(私見かもしれませんが)。
そうして作り上げた「ジャパンアズナンバーワン」からバブルが崩壊して30年以上もの間に、
24位に転がり落ちたのは、経済に関し政治は何もしてこなかった結果です。(これも私見かもしれません)
今の政治家は、生活のための職業として政治家をしているだけ。
と感じています、これも私見です。
福島 康晴