メールマガジン Top Eye Vol.291
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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.291
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◆ 今号の目次 ◆
【1】「安部政権による「第三の矢」なる政策」 所長税理士福島康晴
【2】 「機会損失について」 所長代理 甲斐 昭彦
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【1】 「安部政権による「第三の矢」なる政策」 所長税理士 福島 康晴
安部政権による「第三の矢」なる政策が、ようやく出始めたと言ってよいのでしょうか。
法人税率の引き下げや残業時間の緩和、何より私が注目したいのは「農協」の改革です。
農政緩和の必要性は以前から言われています。
しかしどこまで改革できるかは自民党議員が選挙民の顔色を見ず、意思決定を出来るかにかかっています。
代議士達を知る人によると「彼らは選挙に当選することしか考えていない」(中にはそうじゃない人もいると信じたい)
官僚組織を知る人に聞くと「彼らは自分たちの所属する組織の省益しか考えていない」(もちろんこちらもそうじゃない人もいると信じたい)
そうした話を総合すると、日本の将来のために日本経済が強くなるための、規制の緩和や組織の改革にはあまり希望が持てないのです。
民主党が声高に政権を掲げて、結局挫折した。
では自民党に政権が戻って、必要な規制緩和や改革を実行し、経済を成長させ、経済的国家破たんを防ぐ事は出来るでしょうか。
過去の歴史を見ても痛みを嫌って、結局はデフォルト宣言し経済的国家破たんに陥った国は多くあります。
円がもう一段安くなる日はいつ頃でしょうか。
所長税理士 福島 康晴
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【2】「機会損失について」 所長代理 甲斐 昭彦
簡単に言うと、「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことです。
実際の取引によって発生した損失ではなく、最善の意思決定をしなかったことが原因で利益を得る機会を逃し生じる損失のことを言います。
機会損失は、損失でありながら、正確な数字で帳簿に残るものではない為に中々気づかなく見過ごされやすいものです。
しかし、損失が発生しているのに何の対策も打たないのは、健全な経営とは言えません。
例えば、飲食店でお客様が追加オ-ダ-の合図を出しているのにスタッフが気づかず、お客様がオ-ダ-を止めてしまうことがあります。
これに対して、スタッフは忙しく一所懸命に仕事をしているから仕方のないことだという経営者が少なくありません。
本当にそうなのでしょうか?
その判断は、せっかく来ていただいたお客様に対して最善のサ-ビスを提供していると言えるのでしょうか?
お客様からのサインに反応しないことはサ-ビス業として失格です。
本来、得られるべき利益と同時にお客様の信用も失っていることになります。
「気づき、受け止め、直ぐに反応!」
福島会計の思考指針の一つです。
気づいていても反応しないのは、何も感じていないのと一緒です。
事業の成長という共通目的のもと、常にチャレンジしながらお客様と様々な意見交換させていただければと思う今日この頃です。
所長代理 甲斐 昭彦
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■■ 編集後記
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いよいよワールドカップ決勝トーナメントが始まりました。
予選の段階でいろんなサプライズが起こってきましたが、これからも確実に何か起こる予感がします。
ブラジルは開催国である以上、国民の期待を裏切ることは絶対に許されません。
チリとの一戦は激闘の末、ブラジルがPKで勝利しました。
エースのネイマールは勝利が決まった瞬間、泣き崩れていました。
天才と呼ばれる選手だとしても一人の若者です。
まだ若干20代という若さで、ものすごい重圧を感じていたんだなと改めて実感しました。
その重圧から解放された瞬間に感極まったんでしょう。
あそこまで自分を追い込む姿勢には本当に感動させられました。
宮元 健志
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