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メールマガジン Top Eye Vol.421

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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.421

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ H29. 06. 12 ━━
◆ 今号の目次 ◆
【1】「車に関わる税金」甲斐 昭彦

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【1】「車に関わる税金」甲斐 昭彦

車に関係する税金には様々な種類があります。

車を所有されているお客様は実感していると思いますが、今一度検証してみましょう。


ひと口に車にかかる税金といっても大きく二つに分かれます。
車を運行することに対してのものと、車を維持することに対するものです。

これを時期ごとにまとめてみると、以下のようになります。

購入時→ 自動車取得税、自動車税、自動車重量税、消費税
所有時→ 自動車税、軽自動車税、燃料税、消費税
車検時→ 自動車重量税

それぞれに税額の算出方法は違うのですが、ともかく種類が多いというのが目立ちますね。

さらに、ガソリンや軽油などの価格の半分以上を占める燃料税ですが、
この中には揮発税・地方道路税・軽油引取税・石油ガス税など複数の税金が含まれているのです。

歴史を紐解くと、高度経済成長時の道路建設の為だったり、政策的に導入されたものが何故かそのまま残っている感があります。

徴収先も、自動車重量税は国税、自動車税は都道府県税、軽自動車税は市町村税と納める先が異なっているのです。

ニュ-スでも取り上げられた、消費税が10%に引き上げられる2019年10月に自動車取得税が廃止される件ですが、代わりに「環境性能税率??」なるものの導入が予定されています。

この「環境性能税率」ですが、課税の方法や手順が自動車取得税とほとんど変わらないところからも
減税のイメ-ジを出しつつキッチリ財源は確保する・・・結局、よく分からない流れですよね。

統計によると、日本では180万円の車を購入して3年間で、およそ53万円もの税金を負担する計算となるそうです。

海外の税負担と比較すると、自動車本体だけに課税されるものだけでもドイツの4倍、

フランスの13倍、そしてアメリカの38倍も高いというデ-タがありました。

また、以前から指摘があるガソリン代ですが、他の燃料税と計算方法が異なり、
揮発税と地方道路税を含めた金額に対して消費税が課税される仕組みとなっていて、2重課税との意見があります。

さらに最近では、様々な安全装備が標準装備となる傾向が強く(良い事ですが)
車重が重くなっているので、自動車重量税も上がってきています。

日頃感じない所で、車の税金はしっかり財源として確保されているようです。

車の所有者の意見(自動車税制に関するアンケ-ト調査2011.9月JAF)では、

80%を超える人が維持費がかかりすぎるとなっていました。

税制を簡素化し、税金の使い道を明らかにしないとこれまで以上に若者の車離れが進むように思います。

甲斐 昭彦


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■■ 編集後記
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テニスの錦織選手は準々決勝で敗退となりました。
惜しい試合でしたが、次のウィンブルドンに向けて頑張ってほしいです。

優勝したのは、ナダル選手。
今回でなんと10度目の優勝です。
赤土の絶対王者と言われていましたが、ここ2年は勝てていませんでした。
衰えを指摘され、もうナダルはダメだと言われていましたが、
見事に復活しました。

スランプを克服できた要因はなんですかと聞かれ、こう答えていました。
「テニスが好きだから」

ナダル選手は私と同い年です。
ひたむきに真摯に取り組む姿勢は見る者を惹きつけます。
私もそんな人間になりたいと思った週末でした。

本橋

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2017-06-12 月 | Category : メールマガジン