メールマガジン Top Eye Vol.490

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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.490

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ H31. 2.25 ━━


◆ 今号の目次 ◆

【1】「ひな祭り」　中村　香沙里

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外に出るのが億劫だった寒さも少し和らぎ、
季節は着々と春に向かっていますね。

あっという間に2月も終わりに近づき、
お正月がとても前の事に感じるのは私だけでしょうか。

さて、3月3日には女の子のお祭り、
ひな祭りがありますね。

私は、母が毎年必ずお雛様を綺麗に飾ってくれるので、
楽しみな日でもあります。

今回はひな祭りについてお話ししたいと思います。

ひな祭りと言えば、「お雛様を飾る」というイメージがありますが、
元々は中国の風習から始まったとされています。

中国において3月3日は上巳（じょうし）の節句とされ、
人形に息を吹きかけて穢れを移し、水に流す禊の習慣がありました。

これが平安時代に日本に伝わり、
「流し雛」という風習が始まったとされています。

また、「雛遊び」（ひいな遊び）という雛人形を使っての遊びが流行し、
室町時代になると人形を流すのではなく飾る、今のかたちに近づきました。

それから時を経て、江戸時代の幕府になって、
3月3日は女の子の健やかな成長と健康を祈る行事として定められたようです。

ひな祭りが桃の節句と言われるようになったのは、
3月は桃の季節であり、桃には厄払いの力があると信じられていたためとされています。

また、ひな祭りにはちらし寿司やハマグリのお吸い物が代表的な食事ではないでしょうか。

ちらし寿司にはたくさんの具材が使われているため、
将来食べ物に困らないようにという願いがあり、
ハマグリは対の貝でなければピッタリと合わさらないことから、
将来幸せな結婚ができるようにという願いが込められています。

ひな祭りについて地域や文化によって諸説ありますが、
平安時代から始まった行事が今もなお続いていると思うととても感慨深いです。

今年のひな祭りも、お雛様の優しい表情や煌びやかな衣装に癒されたいと思います。

中村　香沙里


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■■ 編集後記
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徐々に春の萌しを感じるこの頃です。

私の故郷である尾道では、春の萌しと言えば、
桜舞う景色と徐々に暖かくなる海に反射する陽射しです。

東京に住んでいると、さすがに海の匂いは感じられませんが、
夕暮れ時の繁華街は、美味しい料理の匂いが
飢えた弊所職員を魅了してやまないですね。

読者の皆様も、何かきっかけがあれば情緒あふれる尾道旅行を
計画してみては如何でしょうか。

関

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