メールマガジン Top Eye Vol.498
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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.498
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◆ 今号の目次 ◆
【1】「自動車の行く末」 武澤 伸浩
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ついに梅雨入りしましたね。
しばらくは、憂鬱な日々を過ごすことになります。
楽しいことを考えて、乗り切って行きましょう。
さて、最近高齢者の自動車事故のニュースが数多く報道されています。
ここ最近増えたのか、今まで報道されていなかっただけなのかは
定かではありませんが、とても悲惨な事故に心が痛みます。
免許早期返納、高齢者のマニュアル義務化、自動運転の普及、
安全装置の義務化など様々な対応策が行われていますが、
今回は自動車の現状と未来について、簡単に話をしたいと思います。
まずは、皆様がとても気になっている完全自動運転の車です。
技術的には、限定された条件下において、車主体でドライバーは前を見ないで
ハンドルを持たずに運転できるという車が販売される手前まで来ています。
※既に、高速道路限定での部分的な自動運転をする車は発売されていますね。
あくまで運転の主体は人ですが・・・・。
ただし、残念ながら販売は見送られました。
販売が実現しない理由として技術的な問題よりも、責任の所在に問題があるようです。
各国の法整備が追いついていないため、完全自動運転が交通事故を起こしたら
運転者の責任、自動車メーカーの責任などが明確になっていません。
又、自動車保険についてもどのように取り扱うべきかが明確になっておらず、
完全自動運転の車の販売が現実化しないようです。
次に、安全装置の義務化関連についてです。
国連欧州経済委員会(ECE)は2019年2月12日、日本や欧州連合(EU)など
40カ国の地域が衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の導入を義務づける規則の原案に
合意し、乗用車や軽商用車に標準搭載を課し、2020年はじめにも適用を目指すそうです。
ただし、米国、中国、インドなどは加わっていない点が気になるところですね。
EUでは、更に2021年以降に発売されるクルマに対し12の新たな安全基準の義務化が
設けられるようです。
・アドバンスド・エマージェンシー・ブレーキ(自動ブレーキ)
・アルコール検知機能
・居眠り運転検知機能
・注意散漫状態検知機能
・ドライブレコーダー
・緊急停止シグナル
・前面衝突時の乗員保護の強化およびシートベルトの改善
・歩行者頭部保護ゾーンの拡大および安全ガラス
・インテリジェント・スピード・アシスト(速度制限アシスト)
・レーンキーピングアシスト
・側面衝突時の乗員保護
・後方カメラまたはセンサー
これは、EU限定であり日本ではまだ義務化にならないようですが、
日本でも将来的には、義務化されると思われます。
今後の動向が気になるところですね。
このように、確実に事故の軽減や減少に向けての取り組みが進んでいるのも事実です。
私も、日ごろから車を運転することが多く、事故については他人ごとではありません。
事故の被害者も加害者も人生が大きく変わってしまいます。
安全運転を心がけ、車の更なる進化に期待したいと思います。
武澤 伸浩
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■■ 編集後記
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関東においては、
梅雨がまだきていませんが、
季節の変わり目でもありますので、
体調には気をつけて参りましょう。
関
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